研究課題/領域番号 |
22592188
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
有川 裕之 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (90128405)
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研究分担者 |
村口 浩一 鹿児島大学, 歯学部附属病院, 助教 (30295258)
嶺崎 良人 鹿児島大学, 歯学部附属病院, 講師 (70157577)
松山 孝司 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 准教授 (40253900)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | コンポジットレジン / 屈折率 / 光透過係数 / 審美性 / 温度変化 / サーモクロミズム / 色彩値 |
研究概要 |
歯質の光学的性質や色調に近似したモノマーやフィラー、光重合開始剤を導入し、これらの組成の最適化をはかることで歯質の質感や色調を自己整合できる機能をもち、審美修復精度を高めた修復用コンポジットレジンの開発をおこなった。 試作コンポジットレジンは、光透過特性や光拡散特性においてエナメル質と象牙質のほぼ中間の特性を示し、色調においても歯質との高い整合性を得ることができた。一方、口腔内で想定される温度変化に対してレジンの屈折率の変動がみられ、それに伴って試作レジンの光透過特性等も変動することが判明した。これはコンポジットレジン修復物と歯質との審美的整合性を得る上で障害となることが明らかとなった。
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