研究課題/領域番号 |
22592196
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
月村 直樹 日本大学, 歯学部, 准教授 (10301558)
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研究分担者 |
本田 雅規 日本大学, 歯学部, 准教授 (70361623)
磯川 桂太郎 日本大学, 歯学部, 教授 (50168283)
本田 和也 日本大学, 歯学部, 教授 (30199567)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 再生治療 / 骨芽細胞 / 免疫細胞 / 骨造成 |
研究概要 |
この研究の目的は、骨形成原細胞と末梢血単核細胞(Peripheral Blood Mononuclear Cells)を共培養し、骨形成原細胞の増殖、分化そして石灰化能を見ることで、免疫細胞の骨形成原細胞への影響を確認することです。 本実験では、8週齢Sprague-Dawley系雄ラットの大腿骨から採取した骨髄細胞を、骨芽細胞誘導培地と非誘導培地を用い、100 mm細胞培養ディシュに播種して静置培養し、2日後にそこに同様のラットの心臓から血液を採取し得られた末梢血単核細胞を加え共培養しました。 初年度に、細胞を共培養すると細胞増殖能が有意に上昇すること、分化能においても、細胞骨関連mRNAの発現解析をRT-PCR法を用いて骨関連遺伝子であるI型コラーゲン、オステオポンチンおよびオステオカルシンmRNAの発現が有意になることを確認したことをうけ、本年度は、in vivoを中心に実験を進めて参りました。 すなわち、実験計画にも記載した通り、ラットの大腿骨に骨欠損モデルを作製しそこに、規格化された濃度のPBMCをアテノコラーゲンに浸漬し、骨欠損モデルにデリバリーして一定期間後にμCTにてその骨造成を確認することです。免疫細胞(末梢血単核細胞)は、骨芽細胞の生物学的能力の亢進の一役を担っていることがin vitroで確認できたことの検証としてin vivoで実施しました。 昨年度、あまり実験がうまくいかなっったことを受け、骨欠損モデルを再考し行いました。その結果、アテノコラーゲンのみを骨欠損に入れたコントロール群に比べ、PBMCを浸漬したアテノコラーゲンの実験群において、骨造成が認められました。但し、その方法にはばらつきが認められることから、さらなる詳細な検証が必要であると思われます。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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