研究課題
基盤研究(C)
難治性の慢性口腔顎顔面疼痛の患者は増加傾向にあり、その主体は筋痛であることが多い。本研究は、まだ解明が不十分である咀嚼筋における交感神経活動やsoft-dietと筋線維の分化・代謝活性の関連を検索した。家兎の動物実験からは、交感神経は筋線維の分化・代謝活性に関与していることが考えられ、筋線維の壊死や筋原性変化は筋ジストロフィ-発症などとの関連が示唆された。成長期のsoft-dietは顎顔面の咀嚼筋の分化・成長に関与する可能性が示された。臨床的研究からは交感神経刺激および抑制が咀嚼筋痛の閾値の変化に関連し、さらに顎顔面痛を有する患者ほど、交感神経の影響が強くでる可能性が示された。
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http://www.den.hokudai.ac.jp/kouge1/oralsurg1.html