研究課題
基盤研究(C)
ヒトの発がん過程において epigenetic な変化が注目されているが、病変のない早期にヒトにおいて詳細に検討することは困難であるため、 4NQO 誘発舌発癌ラットモデルにて p16 と MGMTを対象遺伝子として検討した。同時にエピガロカテキンガレート(EGCG)を投与し脱メチル化についても検索した。その結果、メチル化は 3 週、6 週、9 週のいずれも著明な変化は生じなかったが、タンパクレベルにおいて、EGCG 投与群は抑制する傾向がみられた。これらにより発癌物質などは早期から epigenetic な変化をもたらすわけではなく、長期間の曝露が関与することが示された。また EGCG は長期間投与で効果がある可能性が示された。
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