• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 実績報告書

細菌 non-coding RNAのカタログ化とカスタムアレイの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22592320
研究機関日本大学

研究代表者

平塚 浩一  日本大学, 歯学部, 准教授 (80246917)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード細菌 / 核酸 / 遺伝子発現 / マイクロアレイ / 歯周病
研究概要

歯周病進行の危険度を予測する診断用アレイの開発には、微量かつ分解され易い細菌RNAの中で、細菌の病原性発現に関連性高く、分解されにくいとされる細菌small non-coding RNAが、新たな診断プローブとして有用である。本研究は、高速シークエンサーによるnon-coding RNAの網羅的解析からカタログ化を目指した。P. gingivalis W83株を口腔内で起こりえる様々なストレスを負荷し、全RNAを抽出・混合し、rRNAとtRNAを除去することで、mRNA-およびnon-coding RNA- rich試料を作成し、試料に存在する全てのRNAの塩基配列を網羅的に解析した。得られた塩基配列をバブリックデータベースのW83株の染色体DNA上の塩基配列に対応させ、高速シークエンサーで得られた塩基配列の染色体上での位置とその数量を解析した。また、その配列がnon-coding RNAである可能性を探るため、様々な細菌を含めたnon-coding RNA 予測が可能なSanger Institute データベース Rfam と口腔内細菌に特化しnon-coding RNA の独自予測を行っている Los Alamos のOral pathogens non-coding small RNA predictionに照合し、得られたNon-coding RNA データをゲノム上にマッピングすることで、既知のNon-coding RNAの発現量、および新規のNon-coding RNAの塩基配列と発現量を解析した。その結果、Los Alamosで予測したNon-coding RNA(650種)の塩基配列の70%以上カバーする配列が438種見つかった。一方、Cufflinksを用いて発現量を算出した結果、全く発現が認められないものが262種認められた。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Gene expression profiling during growth in vitro using a custom-made Porphyromonas gingivalis gene array.2012

    • 著者名/発表者名
      Hiratsuka K
    • 雑誌名

      Int J Oral-Med Sci

      巻: 11 ページ: 141-150

    • 査読あり
  • [学会発表] A study of 16S rRNA for bacterial gene expression analysis

    • 著者名/発表者名
      Hiratsuka K
    • 学会等名
      第91回国際歯科学会
    • 発表場所
      アメリカ、シアトル

URL: 

公開日: 2014-07-24  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi