研究課題
基盤研究(C)
高齢者介護現場の深刻な問題である胃瘻栄養者の下痢や誤嚥性肺炎は、食感覚を惹起せずに摂取される流動食を消化管が適切に受容しないために生じるとの仮説に基づき、食感覚を模倣した口腔感覚刺激が流動食摂取後の消化管活動に及ぼす影響を検討した。咀嚼と同等の律動性の機械刺激と比較し、味覚刺激が消化管運動の賦活に有効であることが示された。この結果は、実験的に唾液分泌を抑制した場合にも同様であった。
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Journal of Texture Studies
巻: 42(3) ページ: 197-202
10.1111/j.1745-4603.2011.00285.x
http://mandible.dent.tohoku.ac.jp/