研究課題
基盤研究(C)
所得格差が大きいと健康が悪い理由の一つに、所得格差が大きい地域ではソーシャルキャピタルが減弱してしまうことが挙げられる。このメカニズムを、個人単位の研究で適切な分析手法を使って検討した研究は少ない。そこで、高齢者の主観的健康感と歯の本数用いて研究をした。その結果、主観的健康感よりも歯の本数の方が、所得格差の影響を受けやすく、所得格差が大きい地域に住む人は歯の本数が少なかった。地域のソーシャルキャピタルは、主観的健康感と所得格差の関係を少しだけ弱めた。
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