研究課題/領域番号 |
22592329
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
杉本 久美子 東京医科歯科大学, 歯学部, 教授 (10133109)
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研究分担者 |
遠藤 圭子 東京医科歯科大学, 歯学部, 准教授 (70270915)
吉田 直美 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 教授 (50282760)
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連携研究者 |
小原 由紀 東京医科歯科大学, 歯学部, 非常勤講師 (00599037)
松川 紗都 (山中 紗都) 東京大学, 医学部・附属病院, 歯科衛生士 (60724987)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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キーワード | 口腔衛生 / 唾液成分 / 自律神経活動 / 味覚 |
研究概要 |
口腔ケアの効果を、唾液量、唾液成分濃度、自律神経活動等の客観的指標を用いて、科学的に評価することを目的として本研究を実施した。口腔乾燥感を自覚する自立高齢者を対象に3ヶ月間の口腔健康教育を実施し、その前後で口腔機能を評価した結果、介入群では安静時唾液量の増加、反復唾液嚥下テスト積算時間の短縮および苦味閾値の低下が認められ、介入の口腔機能向上効果が示唆された。さらに、高齢者介護施設の利用者を対象に、歯科衛生士による週1回の口腔ケアを3ヶ月間実施した結果、口腔衛生状態、唾液分泌、味覚機能等に向上効果が認められるとともに主観的・客観的指標から精神的改善効果もみられ、口腔ケアの有効性が示唆された。
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