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2012 年度 研究成果報告書

プラーク細菌叢の網羅的解析結果を基盤にした成人齲蝕病因論の新たな進展

研究課題

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研究課題/領域番号 22592337
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会系歯学
研究機関九州大学

研究代表者

柴田 幸江  九州大学, 大学院・歯学研究院, 助教 (30274476)

研究分担者 山下 喜久  九州大学, 大学院・歯学研究院, 教授 (20192403)
研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワードう蝕 / デンタルプラーク / Gemella属
研究概要

う蝕未経験群のプラーク中のGemella属の分布割合はう蝕経験多発群に比べて高い傾向が認められた。また、Gemella 属の菌種の分布割合はう蝕未経験群のプラークでは形成課程を通じてG. haemolysansが高い割合を占めたのに対し、う蝕多発群では形成初期はう蝕未経験群と同様にほとんどG. haemolysans であったが、後期ののプラークではG. haemolysansのみではなく、G. morbillorumとG. sanguinisが高い比率で検出された。以上の結果から、プラーク中のGemella属の分布割合ならびに菌種が両群で異なっていることが明らかとなり、Gemella属の菌種がう蝕抑制的な影響を及ぼしている可能性が示唆された。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 2012

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] う蝕未経験者とう蝕多発者のプラークにおけるGemella属菌種構成の違い2013

    • 著者名/発表者名
      李 丹、柴田幸江、竹 下 徹、山下喜久
    • 学会等名
      第62回日本口腔衛生学会・総会
    • 発表場所
      松本市
    • 年月日
      2013-05-17
  • [学会発表] う蝕未経験者に特徴的なデンタルプラークの構成細菌種2012

    • 著者名/発表者名
      李 丹、柴田幸江、竹 下 徹、安井雅樹、山下喜久
    • 学会等名
      第34回九州口腔衛生学会
    • 発表場所
      鹿児島市
    • 年月日
      2012-10-07

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公開日: 2014-08-29  

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