研究課題
基盤研究(C)
大学教育における看護実践力育成のため、学内学習と臨地実習を組み合わせた授業プログラムを作成し、卒業前の看護系大学生6名を対象として実施した。看護実践を規定する現実的諸条件を教授し、実習を行うことにより、看護の専門性、人間尊厳の尊重を阻む要因、チーム医療と連携の重要性、保健医療体制に規定される看護実践の現実などを認識することが学習の成果として認められた。学生が医療・看護制度や組織に内在する課題を認識するためには、授業プログラムにおいて実習を担当する教員が学生の直面している臨床場面を教材化することが重要であった。
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