研究課題
基盤研究(C)
4つの研究方法を総合した結果、 看護コミュニケーションプログラムをより効果的にする可能性を持つ次のような要素が見つかった。1. 看護学校へ入学を希望する学生を審査するための正確かつ根拠に基づいた選考方法の必要性。特に、学生の持つ共感性と人間を大切にする性質に注目すべきである。これは、学生を審査するための特別なトレーニングを受けた専門家によって行われるべきである。2. 次のような特徴で表わされる看護学習のための環境作りa. 日常のコミュニケーションにおける教員が手本となった共感的コミュニケーションb. 学生自身が選んだ仲間とは違う人々との早い段階における交流機会c. 知的発達と共に個々の学生の感情面を発達させるようにコーディネートされたサポート。認知発達、社会性の発達及びカウンセリングの専門家との密接な協力と共に、この分野での教員の訓練が重要である。
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