研究課題/領域番号 |
22592369
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
足立 みゆき 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (20263494)
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研究分担者 |
村中 陽子 順天堂大学, 医療看護学部, 教授 (30132195)
宮林 郁子 福岡大学, 医学部, 教授 (40294334)
井村 香積 三重大学, 医学部, 講師 (00362343)
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キーワード | 看護倫理 / 倫理的感受性 / CAI教材 |
研究概要 |
本研究は、倫理的問題解決能力測定尺度と倫理的感受性及び倫理的問題解決能力の向上を目指したCAI教材を開発することを目的としている。そのため、看護師一人一人の問題解決能力を客観的に評価するための倫理的問題解決能力測定尺度の開発と教育プログラムの一環として、実践的状況を織り込んだCAI教材を開発に主に取り組んでいる。 1.米国における看護師の倫理的問題解決行動決定要因および倫理教育プログラムに関する情報収集:イリノイ州立シカゴ大学等において、米国における倫理教育の現状とカリキュラム構成に関する調査を行った。州法等による指示もあり、詳細な倫理教育を行っていることが明らかとなった。 2.CAI教材の教育目標・内容の検討:国内外における倫理教育方法の分析・検討を行った結果、webを活用した様々なデジタル教材の活用とその有効性を確認した。本課題についても研究共同者の開発したコミュニケーション、医療安全に関するリンクを行い、教材のコースウエァの検討を行った。このコースウェアについては、2012年開催の11th International Congress on Nursing Informatic で成果発表・意見交換を行った。 3.倫理的問題解決能力尺度(案)の検討:看護師へのインタビュー結果の内容を再度分析し、カテゴリーの確認を行った。メンバーチェッキング終了後、質問紙内容の充実を図った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
CAI教材のコースウェア、質問紙項目の精選に時間を要した。
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今後の研究の推進方策 |
共同研究者との会議(メール会議含む)を定期的に実施、研究課題に関するディスカッションの機会を確実に設けるようにする。
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