研究概要 |
Miyajima式腹部圧迫法の臨床応用のために、臨床試験の方法に則り,4段階の研究段階を計画している。申請者はすでにPhase Iを終了し、その成果は日本看護科学会誌に原著論文として掲載されている。 本研究課題ではPhase IIを行う。便秘患者の臨床効果の検討(効力/安全性の評価)を評価し、適切な疾病状態にある限られた数の便秘患者において、Miyajima式用手腹部圧迫法の有効性と安全性とを検討し、適応疾患、用法・用量の妥当性など、Phase IIIに進むための情報を収集することを目的とした。 具体的には本年度は前期試験の準備を行った。前期試験は便秘患者を対象にMiyajima式用手腹部圧迫法の安全性、有効性について検討した。 本年度は前期試験について、実験機器の再選択を行い、実験計画の見直しを行った。 また、当初予定のMiyajima式用手腹部圧迫法の効果プロフィール(適応範囲)を明らかにし、臨床至適用量幅を決定する後期試験に向けて、準備中である。
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