研究課題/領域番号 |
22592370
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
宮島 多映子 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (60334869)
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研究分担者 |
山下 照美 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 助教 (30570668)
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キーワード | 基礎看護学 / 看護技術 |
研究概要 |
Miyajima式腹部圧迫法の臨床応用のために、臨床試験の方法に則り、4段階の研究段階を計画している。申請者はすでにPhase Iを終了し、その成果は日本看護科学会誌に原著論文として掲載されている。 本研究課題ではPhase IIを行う。便秘患者の臨床効果の検討(効力/安全性の評価)を評価し、適切な疾病状態にある限られた数の便秘患者において、Mlyajima式用手腹部圧迫法の有効性と安全性とを検討し、適応疾患、用法・用量の妥当性など、Phase IIIに進むための情報を収集することを目的とした。 具体的には本年度は前期試験を行った。前期試験は便秘患者を対象にMiyajima式用手腹部圧迫法の安全性、有効性について検討した。 前期試験について、本年度は当初予定通りの実験計画を実行し、次年度の日本看護研究学会等で発表予定である。 また、当初予定のMiyajima式用手腹部圧迫法の効果プロフィール(適応範囲)を明らかにし、臨床至適用量幅を決定する後期試験に向けて、準備中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の研究計画通りに実験等を終了し、進行している。
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今後の研究の推進方策 |
現在までの結果を統括し、最終年度である平成24年度までの全体計画に則って臨床試験の後期試験へと移行する。同時に、前期試験の結果を学会発表、論文にて公表していく。
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