研究課題/領域番号 |
22592391
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研究機関 | 岐阜県立看護大学 |
研究代表者 |
両羽 美穂子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 准教授 (10326118)
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研究分担者 |
橋本 麻由里 岐阜県立看護大学, 看護学部, 准教授 (40228424)
鈴木 里美 岐阜県立看護大学, 看護学部, 助教 (00448698)
野村 浩 岐阜県立看護大学, 看護学部, 助教 (80457910)
小西 美智子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授 (20161961)
西園 民子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授 (50587201)
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キーワード | 看護専門職 / マネジメント能力 / 生涯学習 / 学士課程教育 |
研究概要 |
本研究は、看護専門職としての看護実践の主柱となるマネジメント能力に焦点を当てた機能看護学を基盤に、新任期から中堅期までの看護専門職者に必要なマネジメント能力の開発・発展過程を明らかにし、看護実践現場と大学との協働による生涯学習支援プログラムを開発することが目的である。22年度は、生涯学習支援プログラム作成準備のための基礎的調査として本学卒業者および他大学卒業者(比較対照群)のマネジメント能力の開発・発展に関わった実践経験および生涯学習支援状況確認のためのアンケート調査および面接調査を実施した。 アンケート調査は330名を対象に実施し、本学卒業者47名、他大学卒業者148名の計195名から回答を得た。その内、基礎教育において看護マネジメントに関する教育を受けたと回答した者は100名(51.3%)であった。看護実践の中で一番発揮されていたマネジメント能力は、171名(87.7%)が回答していたチームメンバーとしての行動に関することであり、全ての臨床経験年数において発揮されていた。他の看護職者等への教育的支援等は65名(33.3%)、地域のサービス提供者との連携・協働に関することは64名(32.8%)が発揮しており、前者は就業5年目以上、後者は就業7年目の看護職者が発揮している傾向にあった。本学卒業者と他大学卒業者との比較では、マネジメント能力の発揮状況に有意差はみられなかった。 面接調査は9人に実施し、看護職者として自分自身の役割を考えた上で、効率的に仕事を行うように優先順位を決定していく場面や、受け持ち患者の問題を解決する際に、連携・協働する職種等を選定し働きかけていく場面等でのマネジメント能力の発揮状況が明らかになった。
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