研究課題/領域番号 |
22592398
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
岩脇 陽子 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (80259431)
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研究分担者 |
山本 容子 京都府立医科大学, 医学部, 講師 (00321068)
滝下 幸栄 京都府立医科大学, 医学部, 准教授 (10259434)
室田 昌子 京都府立医科大学, 医学部, 助教 (80610641)
松岡 知子 京都府立医科大学, 医学部, 講師 (90290220)
武山 雅志 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (50381695)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 看護教育 / コミュニケーション技術 / プログラム開発 / 新人看護師 / 看護技術 / 言語的コミュニケーション / 非言語的コミュニケーション / 双方向学習教材 |
研究概要 |
本研究は,看護実践としての新人看護職員のためのコミュニケーション技術実践プログラムを開発し,その有用性を検証することである.今年度は,双方向学習教材を活用した研修を展開し,研修成果を質的に分析した. 研修の成果として,4つのコアカテゴリが抽出された.新人看護師は,【PF-NOTEによるコミュニケーションの客観的評価】や,【実際の演示・他者との知識の共有による気づき】により,【自己のコミュニケーションを振り返る機会】につながり,【様々な看護場面におけるコミュニケーションの方法の発見】をしていた. 以上から,PF-NOTEによる客観的評価や,実際の演示と他の受講者との知識を共有することで様々な気づきがあり,学生時代から現在までのコミュニケーションを振り返る機会となると同時に,様々な看護場面で必要なコミュニケーションの方法を発見することができていた. このようにPF-NOTEを用いた演習を取り入れ,グループで振り返ることができる研修は自分自身のコミュニケーションを現実的に見つめる機会となり,臨床現場で必要な様々な看護場面を想定した学習となり,新人看護師のコミュニケーション技術を発展させる上で有効であった.今後は新人看護師から中堅看護師へと段階的な教育方法を工夫していく必要性が示唆された.これらから,双方向学習教材を用いた研修は新人看護師にとって,実際の看護場面に必要なコミュニケーション技術の方法を学ぶ機会になっており,有効な教授方法であった.
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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