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2012 年度 研究成果報告書

新人看護師のためのコミュニケーション技術実践プログラムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 22592398
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 基礎看護学
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

岩脇 陽子  京都府立医科大学, 医学部, 教授 (80259431)

研究分担者 滝下 幸栄  京都府立医科大学, 医学部, 准教授 (10259434)
松岡 知子  京都府立医科大学, 医学部, 講師 (90290220)
山本 容子  京都府立医科大学, 医学部, 講師 (00321068)
室田 昌子  京都府立医科大学, 医学部, 助教 (80610641)
武山 雅志  石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (50381695)
研究協力者 藤本 早和子  京都府立医科大学附属病院, 看護師長
柴田 明美  京都府立医科大学, 保健看護研究科, 院生
新垣 洋美  京都府立医科大学, 保健看護研究科, 院生
研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワード看護教育 / コミュニケーション技術 / プログラム開発 / 新人看護師 / 看護技術言語的コミュニケーション / 非言語的コミュニケーション / 双方向学習教材
研究概要

本研究の目的は,新人看護師のためのコミュニケーション技術を実践的に向上させる教育方略として,双方向学習教材 PF-NOTE を活用した研修を展開し,その成果を明らかにすることである.調査時期は 2011 年 10 月である.調査対象者は新人看護師 130 名である.研修終了後に自己記入式の調査票を配布した.研修における効果的な点は自由記述を求め,質的に分析した.119 名を分析対象とした.研修の成果として,4 つのコアカテゴリが抽出された.新人看護師は,【PF-NOTE によるコミュニケーションの客観的評価】や,【実際の演示・他者との知識の共有による気づき】により,【自己のコミュニケーションを振り返る機会】につながり,【様々な看護場面におけるコミュニケーションの方法の発見】をしていた.これらから,研修は新人看護師にとって様々な看護場面に必要なコミュニケーション技術の方法を学ぶ機会になっており,有効な教授方法であることが示唆された.

  • 研究成果

    (14件)

すべて 2012 2011 2010 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (9件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 双方向学習教材を用いた新人看護師のためのコミュニケーション技術実践教育における成果2012

    • 著者名/発表者名
      岩脇陽子,山本容子,室田昌子,滝下幸栄,松岡知子,武山雅志
    • 雑誌名

      京都府立医科大学看護学科紀要

      巻: 22 ページ: 7-18

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 新人看護師が求める先輩看護師の関わり2012

    • 著者名/発表者名
      柴田明美,岩脇陽子,新垣洋美,浜崎美子,小松美幸
    • 雑誌名

      京都府立医科大学看護学科紀要

      巻: 22 ページ: 75-85

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 学習教材を活用したコミュニケーション技術教育における学習効果2011

    • 著者名/発表者名
      岩脇陽子,滝下幸栄,松岡知子,山本容子,室田昌子,村瀬由貴
    • 雑誌名

      京都府立医科大学看護学科紀要

      巻: 21 ページ: 17-28

    • 査読あり
  • [学会発表] 新人看護師が体験しているコミュニケーション技術の現状と課題2012

    • 著者名/発表者名
      岩脇陽子,滝下幸栄,松岡知子,山本容子,室田昌子,村瀬由貴
    • 学会等名
      第32回日本看護科学学会学術集会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      20121200
  • [学会発表] 新人看護師の疼痛を有する患者とのコミュニケーション技術の研修前後における効果2012

    • 著者名/発表者名
      岩脇陽子, 滝下幸栄, 松岡知子, 山本容子, 室田昌子
    • 学会等名
      第32回日本看護科学学会学術集会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      20121200
  • [学会発表] 新人看護師を対象としたコミュニケーション技術教育の試み2012

    • 著者名/発表者名
      岩脇陽子, 山本容子, 滝下幸栄, 松岡知子, 室田昌子
    • 学会等名
      第44回日本医学教育学会大会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      20120700
  • [学会発表] 病棟看護師に必要な退院支援におけるコミュニケーション技術の実践内容の検討2012

    • 著者名/発表者名
      岩脇陽子, 滝下幸栄, 松岡知子, 山本容子, 室田昌子,福永たか子, 光本かおり,岡薫,曽我典子,小城智圭子
    • 学会等名
      第44回日本医学教育学会大会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      20120700
  • [学会発表] がん疼痛を有する患者とのコミュニケーション技術教育の試み2011

    • 著者名/発表者名
      岩脇陽子,藤本早和子, 関川加奈子,山本容子,滝下幸栄,松岡知子,室田昌子,村瀬由貴
    • 学会等名
      第43回医学教育学会大会
    • 発表場所
      広島市
    • 年月日
      20110700
  • [学会発表] 双方向学習教材 PF-NOTE を活用したコミュニケーション技術教育における学習効果2011

    • 著者名/発表者名
      岩脇陽子,滝下幸栄,松岡知子,山本容子,室田昌子,村瀬由貴,日紫喜正典,桑原毅
    • 学会等名
      第43回医学教育学会大会
    • 発表場所
      広島市
    • 年月日
      20110700
  • [学会発表] がん疼痛看護「基礎講座」の教育効果-受講直後の看護師の評価から-2011

    • 著者名/発表者名
      岩脇陽子,藤本早和子,関川加奈子
    • 学会等名
      第25回日本がん看護学会学術集会
    • 発表場所
      神戸市
    • 年月日
      20110200
  • [学会発表] 双方向学習教材 PF-NOTE を活用した看護学生のコミュニケーション技術教育の取り組み2011

    • 著者名/発表者名
      岩脇陽子,山本容子,滝下幸栄,松岡知子,室田昌子
    • 学会等名
      第37回日本看護研究学会学術集会
    • 発表場所
      横浜市
    • 年月日
      20110200
  • [学会発表] 新人看護師と先輩看護師との関係及び職場環境に関する調査2010

    • 著者名/発表者名
      柴田明美,岩脇陽子
    • 学会等名
      第20回日本看護学教育学会学術集会
    • 発表場所
      大阪市
    • 年月日
      20100800
  • [図書] これからの看護研究-基礎と応用-2012

    • 著者名/発表者名
      小笠原知枝,松木光子編
    • 総ページ数
      217-230
    • 出版者
      ヌーヴェルヒロカワ
  • [備考] 岩脇陽子(2012):新人看護師のためのコミュニケーション技術実践プログラムの開発,平成 22~24年度科学研究費補助金(基盤研究c),研究成果報告書,A4 版,82 頁

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公開日: 2014-08-29   更新日: 2015-01-14  

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