研究課題/領域番号 |
22592430
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研究機関 | 日本赤十字広島看護大学 |
研究代表者 |
村田 由香 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 准教授 (20389125)
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研究分担者 |
新道 幸江 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 教授 (30169726)
吉田 和美 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 助教 (90461342)
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キーワード | 臨床看護師 / 看護師長 / エンパワメント力 |
研究概要 |
本研究の最終的な目的は、看護師長が臨床看護師のエンパワメント力を促進する支援のあり方を検討することである。 本年度は3年間にわたる研究の2年目であり、1年目に続き臨床看護師のエンパワメント力の特徴とエンパワメント力を促進する要因を明らかにすることを目的に研究活動を実施した。また、第2段階である看護師長が看護師のエンパワメント力に影響するかかわりを明らかにする目的で、下記の研究活動を行った。 (1)200床以上の一般総合病院の臨床看護師を対象に、エンパワメント力を促進する要因に関するグループインタビューを実施した。研究方法は、昨年度につづき、3病院の新人看護師以外の看護師経験年数別に(2~5年目、5~10年目、10~20年目、20~30年目)紹介していただき個別に同意を得た計56名、12グループのインタビューを実施した。1回のグループインタビューは1時間程度とし、倫理的配慮に基づき、対象者の勤務に支障のないように実施した。データの分析は、現在実施中であり、看護管理系学会で発表予定である。 (2)(1)の対象病院の看護師長を対象に看護師のエンパワメント力に影響するかかわりについて承諾を得られた5名の看護師長を1グループとして、3病院の師長にグループインタビューを実施した。 1回のグループインタビューは1時間程度とし、倫理的配慮に基づき、対象者の勤務に支障のないように実施した。現在、データ分析中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初の予定通り、2年間でのデータ収集はほぼ終了しており、現在質的分析を行い、学会発表に向けて準備中である。今年度は、昨年度までの成果を看護系学会で発表する計画である。1.2年目の成果を論文化することが遅れているため、やや遅れていると評価した。しかし、今年度予定の質問紙調査については、概ね順調に進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
1.臨床看護師自身のエンパワメント力の特徴を明確にする。 2.看護師自身のエンパワメント力とその育成について、看護師長による育成を考察する。 3.1.2の結果をもとに、H県内の200床以上の病院経験年数2年目以上の看護師を対象に郵送によるアンケート調査を実施。また、同じ施設の看護部長にもアンケート調査を実施する。 研究計画の変更はなし。
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