研究課題
基盤研究(C)
本研究は、虚血性心疾患患者のセルフマネジメント獲得には、患者の病気に対するリスク認識が大きく影響しているという視点に立ち、リスク認識に焦点をあてたモデルの有効性を検討することを目的とした。虚血性心疾患患者に質問紙を用いた調査を実施し、共分散構造分析を用いて検討した結果、病気の重大性の認識がリスクのポジティブな捉えなおしを介してセルフマネジメントに影響を与えていることが示され、本研究のモデルに基づいた教育プログラムが有効である可能性が示唆された。