研究課題
基盤研究(C)
病名病状説明を受けていない小児がんの子どもをもつ親が抱く不確かさ因子は、「方法に関する明晰性の不足」「病気・病状や病名・病状説明の是非に関する情報の不足」「必要性の曖昧さ」であった。小児がんの子どもをもつ親は、対照群と比較すると、不確かさの得点が高く、子どもへの説明時期を先延ばしにする傾向があった。「方法に関する明晰性の不足」は親の責任回避的態度に、「必要性の曖昧さ」は子どもの発達段階や家族の凝集性に影響を受け、不確かさの受け止めに応じた有効な対処はとれていないことが示唆された。
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日本看護倫理学会誌
巻: Vol.4、No.1 ページ: 38-42
日本小児看護学会誌
巻: Vol.21、No2 ページ: 49-54
巻: Vol.19、No.3 ページ: 9月17日