• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 研究成果報告書

助産事故を経験した助産契約当事者間の信頼関係形成過程に関する質的研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 22592497
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 生涯発達看護学
研究機関新潟県立看護大学

研究代表者

高島 葉子  新潟県立看護大学, 看護学科, 講師 (20553308)

研究分担者 中島 通子  四日市看護医療大学, 看護学科, 教授 (60347648)
境原 三津夫  新潟県立看護大学, 看護学科, 教授 (30332464)
研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワード開業助産師 / 助産事故 / 信頼関係 / 助産契約
研究概要

本研究の目的は,助産事故後,紛争・訴訟を回避できた開業助産師と女性(当時妊産婦)及び紛争に至った女性の語りから,助産契約当事者間の信頼関係形成過程を探求することである.結果,過失の有無に限らず助産事故にみまわれた女性は,もう一方の当事者である助産師への信頼感は揺らぐものの,事故発生までに培われた関係性を基盤に【有害事象により衝撃を受け混乱しつつも誠意を尽くされたと感じる】ことを契機として関係性を維持していることが示唆された. 看護への課題として, 〈助産事故を契機として当事者間の信頼関係が崩壊し紛争へと「分岐」するプロセスの認識〉〈事故当事者として誠実に対象と向き合い対話し,長期的で継続的な視野に立ったケアの提供〉が示唆された.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 助産事故により死産し紛争に至った女性の体験2013

    • 著者名/発表者名
      高島葉子,中島通子
    • 雑誌名

      新潟県立看護大学紀要

      巻: 第2巻(1-9)

    • 査読あり
  • [学会発表] 助産事故により死産し紛争に至った女性の助産師に対する信頼関係の変化2012

    • 著者名/発表者名
      高島葉子,中島通子
    • 学会等名
      第53回日本母性衛生学会学術集会
    • 発表場所
      福岡
    • 年月日
      2012-11-17

URL: 

公開日: 2014-08-29   更新日: 2014-12-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi