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2013 年度 実績報告書

大学院の助産師教育における乳児期の継続家庭訪問支援教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22592501
研究機関愛知県立大学

研究代表者

神谷 摂子  愛知県立大学, 看護学部, 講師 (70381910)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2014-03-31
キーワード助産学 / 子育て支援 / 継続家庭訪問支援 / 大学院助産師教育
研究概要

本研究の目的は米国で虐待予防に効果があるとされているHealthy Start Program(「健康な出発」プログラム)の家庭訪問支援プログラムの方法を活用し、大学院での助産師養成教育を効果的にするための乳児期の継続した家庭訪問支援教育プログラムを開発し、実施評価することである。
作成したプログラムを助産師教育に導入し、約6か月間の継続した家庭訪問終了後に、家庭訪問対象者である母親および教育プログラムを実施した学生からインタビューを行い教育プログラムの評価を行った。
家庭訪問対象者である母親からは、学生が継続して家庭訪問することに対し【長期的に家庭訪問で様子を見てくれたのはとてもよかった】と答えており、学生の存在について【身近な存在という部分では頼りにしていた】と答え、また、出産に立ち会った学生が継続的にかかわることに対し【出産に立ち会い、出産時の情報を知っている存在だからとても心強い】と出産にかかわった上で継続することに対しプラスに評価していた。継続期間に対しては【もう少し長く関わってほしかったが、関係が終わるわけではなく今後も精神的な支えになる】と答えていた。さらに学生に対し【困ったときも身近に寄り添ってずっと支えてくれた】【とにかく話を聞いてくれることが助かった】と評価し【学生が行う振り返りの機会が自分の気持ちの整理に役立った】とプラスに受け止めていた。
教育プログラムを実施した学生からは継続家庭訪問支援実施に対し【最も援助を必要としている時期がわかった】【退院後の個別的な母乳育児の経過がわかった】【育児期の状況を考慮した産後入院中の支援を考えることができた】等の意見が聞かれたが、プログラムの流れについては、演習等の時期を考慮する必要性も語られた。以上のことから乳児期の継続家庭訪問支援のプログラムは学生の育児期の学習や、母親に対する育児支援として効果があるのではないかと推察された。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 大学院での助産師教育における乳児期継続事例実習の取り組みと学習効果2013

    • 著者名/発表者名
      神谷摂子、志村千鶴子、緒方京、中田恵美、恵美須文枝
    • 学会等名
      第54回日本母性衛生学会学術集会
    • 発表場所
      大宮ソニックシティ(埼玉県さいたま市)
    • 年月日
      20131004-20131005

URL: 

公開日: 2015-05-28  

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