①目的:日本人の産後の女性を対象に、妊婦時の冷え症が分娩時に与える影響を分析し、冷え症と、早産、前期破水、微弱陣痛、遷延分娩、弛緩出血との因果効果の推定を行うことである。その結果、冷え症は分娩時のリスクであることが推定された。 ②方法:研究デザインは後向きコホート研究である。調査期間は、2009年10月19日から2010年10月8日までの約12カ月であり、結果を分析した。 ③平成24年度の研究実績概要:研究結果の公表と普及を使用した。 具体的には、日本看護科学学会学術誌、日本公衆衛生雑誌、日本助産学会学術誌への投稿を行った。さらに、三つ折りパンフレットを作成し、臨床現場や教育現場に配布した。また、専用のホームページの更新を随時行い、結果を幅広く公表した。
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