看護職員が職場で体験する惨事ストレスの実態と影響を検証した。IES-R25点以上に分類された看護職員は30.5%(67人)(研究1)、17.3%(56人)(研究2)、25.6%(556人)(研究3)であり、救急領域では家族の暴力、成人の心肺停止、交通事故外傷が、一般病院と精神科病院では職場のいじめ、患者や家族の暴力等を経験した看護職員にPTSDハイリスク者が有意に高かった。惨事ストレスを経験した看護職員が職場に求める支援を明らかにし、二次被害を防止するための看護管理者からの支援についてパンフレットにまとめた。
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