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2010 年度 実績報告書

予防活動の持続・発展に影響を与える体制・システム構築に関する地域看護技術

研究課題

研究課題/領域番号 22592537
研究機関千葉大学

研究代表者

宮崎 美砂子  千葉大学, 大学院・看護学研究科, 教授 (80239392)

研究分担者 佐藤 紀子  千葉大学, 大学院・看護学研究科, 准教授 (80283555)
飯野 理恵  千葉大学, 大学院・看護学研究科, 助教 (40513958)
岩瀬 靖子  千葉大学, 大学院・看護学研究科, 助教 (20431736)
時田 礼子  千葉大学, 大学院・看護学研究科, 助教 (70554608)
キーワード地域看護 / 予防 / 持続 / システム / 技術
研究概要

<本年度の取組内容>
研究1年目にあたる本年度は、地域において予防活動を持続的に展開し成果を挙げた活動の要件を明らかにすることを目標とした。地域において予防活動を3年以上持続的に行い、成果を上げている事例を調査対象とすることとした。調査に先立ち、予防活動の持続の要件を調べるうえで焦点をあてるべき事項を明確にするための準備作業を、(1)研究代表者、分担者、協力者による複数回の討議、(2)県及び政令市の保健所及び市区町村保健衛生部門の各保健師代表者を対象に持続的な予防活動の現状把握のための郵送質問紙調査を実施した。
<本年度の成果>
1.予防活動の持続の要件を明らかにするうえで焦点をあてるべき事項:(1)活動の主担当者が2代目、3代目となり活動がバトンタッチされている事例に注目すること、(2)活動に内在する小さな仕組み(従事者の力量形成など)と大きな仕組み(事業化・システム化)の両者に着目すること、(3)活動のプロセスにおいて継承されていくもの、状況に応じて新たに創成されるもの、衰退するもの等に着目すること、の有用性が明確になった。
2.持続的な予防活動の現状:A県内の保健師代表者を対象とした調査は、80人中35人から回答があった。その結果3年以上持続している予防活動事例には、保健師が認識している成果の内容、取組の体制づくりのために工夫したこと等に特徴のあることが示唆された。それらの特徴は、次年度計画する追加の事例調査において、詳細な分析枠組みとして活用する可能であることが示唆された。

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公開日: 2012-07-19  

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