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2013 年度 実績報告書

学校・地域連携による子どもと保護者を主体とした家族の生活習慣病予防教育の展開

研究課題

研究課題/領域番号 22592544
研究機関愛知教育大学

研究代表者

藤井 千惠  愛知教育大学, 教育学部, 教授 (70314002)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2014-03-31
キーワード生活習慣病 / 予防教育 / ヘルスプロモーション / 学校・地域連携 / 家族
研究概要

平成25年度の健康調査に参加した中学3年生のうち、平成24年度の中学2年生および平成21年度の小学5年生の時にも健康調査に参加した男子61人、女子60人合計121人の結果について比較検討した。
その結果、男子では、肥満度は学年間に有意な差はみられなかった。収縮期血圧・拡張期血圧は、年長になるほど有意に高値になった。脂質代謝では、小学5年生と中学2年生の時に比べて中学3年生で中性脂肪が有意に高値になり同様にHDLコレステロールは有意に低値になった。LDLコレステロールは年長になるほど有意に低値になった。糖代謝では、空腹時血糖値とHbA1cは、年長になるほど有意に低値になったが、空腹時インスリン値とHOMA-Rは有意に高値になった。尿酸値は小学5年生の時に比べて中学2・3年生では有意に高値になった。体格、血圧、脂質代謝、糖代謝、尿酸の5項目で参考基準値から外れた異常項目数では学年間に有意な差はみられなかった。
女子では、収縮期血圧・拡張期血圧は小学5年生の時に比べて中学2・3年生では有意に高値になった。脂質代謝では、HDLコレステロールは小学5年生の時に比べて中学2・3年生では有意に高値になった。尿酸値は中学2年生で小学5年・中学3年生に比べて有意に高値になった。それ以外の調査結果は、男子と同様の結果であった。
今回課題となった糖代謝では、空腹時血糖値とHbA1cは改善傾向がみられたが、空腹時インスリン値とHOMA-Rは増加傾向であり、思春期の児童生徒のインスリン抵抗性について注意深く経過をみていく必要性が示された。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 家庭・学校・地域の組織的連携による児童生徒の生活習慣病予防教育2014

    • 著者名/発表者名
      藤井千惠
    • 雑誌名

      愛知教育大学研究報告

      巻: 63 ページ: 81-85

  • [雑誌論文] 小学5年生に対する歩数計を活用した身体活動推進のための実践2014

    • 著者名/発表者名
      澁谷真紀、藤井千惠
    • 雑誌名

      学校保健研究

      巻: 56 ページ: 48-57

    • 査読あり

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公開日: 2015-05-28  

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