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2012 年度 実績報告書

発達障害児の肥満予防プログラムの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 22592569
研究機関大阪大学

研究代表者

尾ノ井 美由紀  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 招へい教員 (70324788)

研究分担者 早川 和生  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70142594)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード発達障害児 / 肥満予防
研究概要

平成24年度は、1.幼児期の発達障害児の障害特性に合わせた個別健康教育の指導基準を策定することから集団および個別健康教育による肥満予防教育プログラムを構築すること。2.発達障害児の日常生活活動量や運動に関するデータ収集およびデータ分析を行うこと。3.特別支援学校と特別支援学級におけるそれぞれの肥満指導プログラムの開発を目的として研究を行った。
結果、1.平成22年度から23年度に実施した調査結果から、入眠困難や睡眠持続困難などの「睡眠障害」や偏食などの「食行動異常」が多く見られ保護者が対処困難を感じていることや、先行研究から発達障害児は感覚異常を持つ児が高率であることが明らかになった。そして、乳幼児期の発達障害児の治療として感覚統合療法が有効であることから、感覚統合理論に基づく発達障害児の個別指導プログラム指標の試行に至った。2. 日常生活活動量や運動に関するデータ収集は、学童期の発達障害児の肥満の増加と共に一般児童の2分の1から3分の1の活動量であるという状況が見られたが、途中、協力研究者の都合によりデータ収集が遅延しており、更なるデータの収集およびデータ分析が必要である。3.特別支援学校と特別支援学級における肥満指導プログラムの開発に関しては、特別支援学校においては、発達障害児への個別支援方法について対応が進んできているが、特別支援学級や幼稚園においては発達障害の把握自体も遅れていることから、平成25年度以降○市教育委員会からの依頼により、幼稚園および特別支援学級における保育士や養護教諭と共に発達障害児の健康状態の把握やその特徴による関わり方と、保護者支援も視野に入れた指導内容や指導方法について、共同研究を進めていくこととなった。平成25年度は発達障害児の特性と関わり方について幼稚園職員への教育支援および効果検証を実施する予定である。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2012 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 協同学習方法を用いたポートフォリオ学習の効果に関する研究2012

    • 著者名/発表者名
      尾ノ井美由紀、伊藤美樹子、白石龍生、伊勢桂子、早川和生
    • 雑誌名

      大阪大学看護学雑誌

      巻: 18(1) ページ: 17-23

    • 査読あり
  • [学会発表] 幼児期の知的障害児の肥満予防教育の効果―知的障害児通園施設の保護者を対象とした健康教育実施によるコントロール研究からー

    • 著者名/発表者名
      尾ノ井美由紀、早川和生
    • 学会等名
      日本地域看護学会第51回学術集会
    • 発表場所
      聖路加看護大学
  • [学会発表] 生活習慣獲得教室の効果ー発達障害児の保護者への介入からー

    • 著者名/発表者名
      尾ノ井美由紀、作田はるみ、早川和生
    • 学会等名
      日本健康教育学会
    • 発表場所
      首都大学東京・南大沢キャンパス
  • [図書] まめっこ教室(発達障害児肥満予防健康教育)調査集計報告書2012

    • 著者名/発表者名
      尾ノ井美由紀、米倉裕希子、作田はるみ、早川和生
    • 総ページ数
      72
    • 出版者
      なし
  • [図書] まめっこ教室(発達障害児肥満予防健康教育)教室参加の効果結果報告書2012

    • 著者名/発表者名
      尾ノ井美由紀、米倉裕希子、作田はるみ、早川和生
    • 総ページ数
      63
    • 出版者
      なし

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公開日: 2014-07-24  

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