| 研究課題/領域番号 |
22592576
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| 研究機関 | 弘前大学 |
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研究代表者 |
石崎 智子 弘前大学, 大学院・保健学研究科, 准教授 (50113783)
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| 研究分担者 |
則包 和也 弘前大学, 大学院・保健学研究科, 講師 (00342345)
古川 照美 弘前大学, 大学院・保健学研究科, 講師 (60333720)
西村 美八 弘前大学, 大学院・保健学研究科, 助教 (00436015)
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| キーワード | 看護学 / 医療・福祉 / 精神科病院 |
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| 研究概要 |
本研究の目的は、精神科病棟に勤務する看護師を対象とし、退院支援に対する看護行為の実践状況や思いを明らかにし、精神科看護師に必要な退院支援技術の明確化及び退院支援周辺の課題について検討することである。さらに、退院支援周辺の課題を勘案した上で、退院支援技術項目を構築し、精神科看護の5年以上のキャリアを持つ看護師らのデルファイ法により、その質的評価に繋がるツール(精神科退院支援評価指標)を開発し、そのツールの妥当性と有用性を全国規模の量的調査によって実証することである。
初年度である平成22年度は、精神科看護師に必要な退院支援技術を整理した上で、精神科看護師の退院支援に関する思いや看護行為の実践状況を明らかにすることを目的とし、青森県内にある全精神科病院(26施設)に勤務する看護師を対象者に、無記名の自記式質問紙調査を実施した。調査内容は、(1)個人属性、(2)退院支援に対する看護行為の実践状況、(3)退院支援を促進するにあたっての困難程度、(4)退院支援に対する思いであった。調査実施に際しては、弘前大学大学院医学研究科倫理委員会の承認を得た上で、各施設の看護部門の責任者に対して本研究の趣旨及び質問紙調査について口頭と文書により説明した。その結果、25施設から調査協力の同意を得ることができ、各施設の看護部門責任者を通じて、本調査の趣旨説明文と質問紙を1,277名に配付した。951部の回答(回収率74.5%)が得られ、退院支援周辺の課題について検討した。今後は、退院支援周辺の課題を勘案した上で、退院支援技術項目を構築し、デルファイ法による調査への準備をすすめていく。
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