在宅の高齢者虐待事例におけるリスクアセスメントと対応の標準化

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22592597
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 地域・老年看護学
• 研究機関: 千葉県立保健医療大学
• 研究代表者: 大光 房枝 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 准教授 (00555287)
• 研究分担者: 千葉 由美 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (10313256)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• キーワード: 高齢者虐待 / 養護者 / 分離の判断根拠 / 分離の支援内容 / アセスメント

研究概要

関東地方の市町村に所属する保健師8人に半構成的インタビユー調査を行った。分離の判断根拠として【包括的なアセスメントを行う】【病院・主治医との連携を図る】【組織として判断する】の3つのカテゴリが抽出された。分離を行う際の支援内容では【被虐待者・養護者との信頼関係を築く】【被虐待者・養護者に分離の必要性の納得を得る】【ヘルスケア資源との協働による支援を行う】【支援体制を強化する】の4つのカテゴリが抽出された。

研究成果

• [雑誌論文] 在宅の被虐待高齢者と養護者の分離の判断根拠と分離を行う際の支援内容;行政保健師の役割を中心に～ (2013)
  • 著者名/発表者名: 大光房枝、上原たみこ
  • 雑誌名: 日本高齢者虐待防止学会 巻: 9(1)
  • 査読あり
• [雑誌論文] 在宅の高齢者虐待事例に対する養護者と被虐待者の分離に関する実態と課題 (2012)
  • 著者名/発表者名: 大光房枝、上原たみ子、吉本照子、緒方泰子、千葉由美
  • 雑誌名: 日本高齢者虐待防止学会 巻: 8(1)
  • 査読あり
• [学会発表] 高齢者虐待事例の分離に関与する看護職の課題 (2012)
  • 著者名/発表者名: 大光房枝、上原たみこ、千葉由美
  • 学会等名: 日本公衆衛生学会
  • 発表場所: 山口市
  • 年月日: 20121000
• [学会発表] 高齢者虐待事例分離の必要性の判断と支援内容 (2012)
  • 著者名/発表者名: 大光房枝、上原たみこ
  • 学会等名: 日本高齢者虐待防止学会
  • 発表場所: 神戸市
  • 年月日: 20120700
• [学会発表] 高齢者虐待事例の分離のための居室確保の方策と課題 (2012)
  • 著者名/発表者名: 上原たみこ、大政智香、大光房枝
  • 学会等名: 日本高齢者虐待防止学会
  • 発表場所: 神戸市
  • 年月日: 20120700
• [学会発表] 高齢者虐待事例に対する分離対応時の被虐待者支援に関する困難と課題 (2011)
  • 著者名/発表者名: 大光房枝、上原たみ子、千葉由美
  • 学会等名: 日本公衆衛生学会
  • 発表場所: 秋田市
  • 年月日: 20111000
• [学会発表] 高齢者虐待事例に対する分離対応時の養護者支援に関する困難と課題 (2011)
  • 著者名/発表者名: 上原たみ子、大光房枝、千葉由美
  • 学会等名: 日本公衆衛生学会
  • 発表場所: 秋田市
  • 年月日: 20111000
• [学会発表] 在宅における高齢者虐待事例に対する分離対応の実態-2～養護者と被虐待者との分離における体制～ (2011)
  • 著者名/発表者名: 大光房枝、上原たみ子、千葉由美
  • 学会等名: 日本高齢者虐待防止学会
  • 発表場所: 水戸市
  • 年月日: 20110700
• [学会発表] 在宅における高齢者虐待事例に対する分離対応の実態-1～被虐待者と養護者との分離を行った時の養護者、被虐待者の状況～ (2011)
  • 著者名/発表者名: 上原たみ子、大光房枝、千葉由美
  • 学会等名: 日本高齢者虐待防止学会
  • 発表場所: 水戸市
  • 年月日: 20110700