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2011 年度 実績報告書

外来看護師による統合失調症をもつ人に対するセルフマネジメントのケアモデル作成

研究課題

研究課題/領域番号 22592609
研究機関高知県立大学

研究代表者

田井 雅子  高知県立大学, 看護学部, 准教授 (50381413)

研究分担者 野嶋 佐由美  高知県立大学, 看護学部, 教授 (00172792)
キーワード外来看護師 / 統合失調症 / セルフマネジメント / ケアモデル
研究概要

本研究の目的は、地域で生活している統合失調症をもつ人に対して外来看護師が支援するセルフマネジメントのケアモデルを開発することである。本研究における統合失調症をもつ人のセルフマネジメントとは、病気による慢性的な症状や障がいをもちながらも、よりよく生きるために、病気のマネジメントに限らず、日常生活で生じる課題に対して、当事者が意思決定しながら取り組むプロセスのことである。本年度は、ケアモデル作成のための基礎的資料を得るために、統合失調症をもつ人のセルフマネジメントの構成要素とセルフマネジメントへのアプローチを枠組みとするインタビューガイドに基づいて、インタビューを実施した。インタビューの対象者は、地域生活をしている統合失調症をもつ人に対してセルフマネジメシトへのアプローチを行ったことのある訪問看護師を中心に行った。インタビューでは、統合失調症をもつ人のセルフマネジメントの状況を訪問看護師がどのように捉えているのか、彼らのセルフマネジメントの課題をどのように捉えているのか、セルフマネジメントを維持できたり促進するために、どのようなケアを実践しているのかなどを話していただいた。インタビューの内容は逐語録におこし、逐語録を質的方法を用いて分析して、ケースごとにセルフマネジメントへのアプローチの具体的な内容や、ケアを実施した理由や意図、ケアに対するケースの反応などを抽出して、共通性や相違性を検討しながら分類している段階である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

インタビューによるデータ収集を行っているが、協力していただく施設の選定や研究協力に同意していただけた協力者との日程調整がうまく付かず、データ収集が予定より遅れている。

今後の研究の推進方策

データ収集とデータ分析を並行して進め、年内を目処にデータ収集及び分析を終え、1月以降にケアモデル案を作成、モデル案の検討、洗練化を行う。

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公開日: 2013-06-26  

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