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2010 年度 実績報告書

欧州エコミュージアムにみる世代継承性と現代的課題への対応

研究課題

研究課題/領域番号 22601003
研究機関横浜国立大学

研究代表者

大原 一興  横浜国立大学, 工学研究院, 教授 (10194268)

研究分担者 岩橋 恵子  志學館大学, 法学部, 教授 (70248649)
藤岡 泰寛  横浜国立大学, 工学研究院, 准教授 (80322098)
菅野 裕子  横浜国立大学, 工学研究院, 特別研究教員 (40262414)
キーワードエコミュージアム / 文化財 / 世代継承性 / 博物館 / 欧州 / コミュニティ / 住民参加 / 保存
研究概要

本研究では、世界的に初期に形成されたエコミュージアム活動において、いかに世代継承が成されてきたかを明らかにし、また経年変化の中でどのように現代的課題に対応してきたのかを把握しようとするものである。本年度は次年度以降の海外調査をすすめるため、海外動向のための基本的な文献資料の収集と、国内事例についての海外研究協力者による評価を通じて、現代的課題の抽出を試み、海外現地調査のための基盤を固めた。
1.研究者メンバーによる研究会を開催し、研究計画の詳細検討、エコミュージアム国際比較のための課題の洗い出し、ワークショップの準備・運営の企画をおこなった。
2.国内でのワークショップを開催し、海外からの協力研究者(スペインから訪問、フランスから招聘)と共に、各地の国内事例、隼人町(鹿児島県)、三浦半島(神奈川県)のエコミュージアムについて、現地調査と意見交換を行った。また、海外からの報告により、エコミュージアム成立期の事情と現代までの変容について討論し、その後のシンポジウムにおいて国内の各事例についての評価を試みた。
3.国内版チェックリスト作成の準備作業として、海外で作成されたエコミュージアム活動評価チェックリストを訳して、その適用について考察した。
4.その他、資料収集と予備調査として、日本エコミュージアム研究会大会(東北)に参加し、国際博物館会議ICOM大会(上海)に参加し、MINOM新博物館学運動の集会にも出席し討論に参加、海外関連研究者と情報交換し資料収集を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 産業遺産の保存活用とエコミュージアム2011

    • 著者名/発表者名
      大原一興
    • 雑誌名

      かわさき産業ミュージアム講座記念論文集

      ページ: 3-9

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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