研究課題/領域番号 |
22601017
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研究機関 | 大阪市立自然史博物館 |
研究代表者 |
川端 清司 大阪市立自然史博物館, その他部局等, その他 (80195130)
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研究分担者 |
佐藤 隆春 大阪市立自然史博物館, その他部局等, その他 (40446737)
中条 武司 大阪市立自然史博物館, その他部局等, 研究員 (80321917)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 地質現象のモデル化実験 / 地質学的リテラシー / 断層モデル実験 / 褶曲モデル実験 / 火山現象 / 可視化 |
研究概要 |
地学分野の普及啓発のために地震や火山噴火などに代表される地質現象の「見える化」実演実験プログラムの開発に取り組むとともに、博物館に保管された地学資料の効果的活用を目的に、本年度は以下の活動を進めた。 ・12月22日~24日の3日間、横須賀市立自然・人文博物館(神奈川県)、千葉県立中央博物館、神奈川県立生命の星・地球博物館などに出張し、地質現象に関する特別展・室内実習を視察し、担当学芸員からヒアリングを行った。 ・3月5日~6日の2日間,岩手県立博物館 (岩手県盛岡市)に出張し,テーマ展「2011.3.11平成の大津波被害と博物館 -被災資料の再生をめざして-」を見学するとともに、担当学芸員から展示の意図や工夫した点などをヒアリングした。あわせて盛岡市立こども科学館を視察した。 ・3月16日~18日の3日間,豊橋市立自然史博物館 (愛知県)、名古屋市科学館などに出張し,地質現象の展示に関して見学し、担当学芸員から展示の意図や工夫した点などをヒアリングした。あわせて愛知県犬山市の木曽川河畔に露出する美濃帯のチャート層に発達する褶曲を観察した。 ・市民向け公開実験としてジオラボを3回実施した。12月8日には「防災地図を作ってみよう」を実施した。今年度は液状化予測地図の作成に取り組み、液状化モデル実験と解説を行った。 (中条) 1月12日には「断層・褶曲のモデル実験」を実施した。今年度は断層に加えて褶曲モデル実験に取り組み、参加者の理解を得られた。(川端) 2月9日には「火山にチャレンジ」を実施した。今年度は火山現象と音の関係に取り組み、マグマの発泡現象などについて参加者の理解を得られた。(佐藤) ・博物館に保管している地学資料の有効活用を進めるためのデータベース化作業を進めた。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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