研究課題/領域番号 |
22610016
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研究機関 | 駿河台大学 |
研究代表者 |
塚本 美恵子 駿河台大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (10275927)
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研究分担者 |
五嶋 正治 東海大学, 文学部, 准教授 (40439683)
山田 光穗 東海大学, 公私立大学の部局等, 教授 (60366086)
田中 真奈美 東京未来大学, 公私立大学の部局等, 講師 (60454188)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 映像メディア / 教育工学 / 子どもの映像理解 / 視聴覚教育 / 異文化間教育 / アメリカ / アニメーション |
研究概要 |
本研究では、子どもたちが映像・音声・文字やノンバーバルな複合的な情報を大量に伝達する映像メディアメッセージをどのように読み解いていくのかを、特に文化理解の側面に焦点を当てて日米で比較研究することを目的としている。 研究代表者は一昨年の第一回に引き続き、2012年2月にアメリカ・カリフォルニア州にある日米バイリンガルプログラム校、スペイン語と英語のイマージョンプログラム校、私立小学校の3小学校で二度目の視聴調査を実施した。これらの視聴調査では、前回と同じ小学校で同じ教材『雪渡り』を使用して、①質問紙調査、②フォーマティブ・リサーチ調査を実施した。 前回の質問紙調査では、バイリンガル児の負荷を軽減する目的で言語ではなく描画で回答するように求めたところ、最も印象に残った場面として、雪だるまを2玉ではなく3玉で描く子どもが比較的多くみうけられたことから、2012年の調査では視聴した雪だるまを描くように指示した。 本年は科研最終年度であることから、科研報告書をデジタル出版することを決め、研究代表者と分担者は研究成果をまとめ、加えて、『雪渡り』のクレイアニメーションを制作したクレイアニメーターと音楽担当者の寄稿、イギリスでの作品出品の企画折衝を行ったプロデューサーを交えた座談会の記録も掲載した『子どもたちは何を見ているのか?教育現場における映像教材の活用』(塚本美恵子編著(株)デジタルパブリッシングサービス ISBN978-486143-090-9)を出版した。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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