研究課題
基盤研究(C)
思春期の放射線被ばくとその後の化学発がん物質との発がんに対する複合影響について、両者のばく露のタイミング(間隔)に着目し、マウスを用いて実験を行った。その結果、ばく露間隔が0週および2週間の群では胸腺リンパ腫の発生率がほぼ100%であったのに対し、4週間および8週間の群では有意に低下した。また、がん抑制遺伝子Ikaros の変異スペクトラムが各群で異なることから、同程度の発がん率であってもばく露のタイミングによって発がん機構が変動することが示唆された。
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