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2012 年度 研究成果報告書

MRAを用いた脳主幹動脈血管形状の自動解析-動脈硬化バイオマーカーとしての利用-

研究課題

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研究課題/領域番号 22611005
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 医学物理学・放射線技術学
研究機関筑波大学

研究代表者

増本 智彦  筑波大学, 医学医療系, 准教授 (60302717)

研究分担者 増谷 佳孝  東京大学, 医学部附属病, 講師 (20345193)
研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワードコンピュータ支援診断 / MRI / 動脈硬化 / 脳神経疾患
研究概要

MRIを用いた血管撮影(Magnetic Resonance Angiography:MRA)の画像データを対象として,コンピュータ支援診断の手法を用いて脳動脈の形状解析を行い,動脈硬化のバイオマーカーとしての可能性を検討した。パイロットデータ10例を用いて,多値モルフォロジ処理による内頸動脈サイフォンの血管形状解析を行い,正常群と動脈硬化群で有意差が認められる特徴量を求め,shape regularity index of vessel(SRIV)と定義した。引き続き,51例のMRA画像データを用いてSRIVの検証を行った。視覚的評価により血管形状をGrade0(不整なし),Grade1(軽度の不整),Grade2(高度の不整)の3群に分類してSRIVの比較を行ったところ,Grade0-2間,Grade1-2間で有意差が認められた。今回求めたSRIVは,血管形状の視覚的評価との間にある程度の相関を示しており,血管形状の客観的な指標となりうると考えられた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 頭部MRAを用いた脳主幹動脈の血管形状不整の定量的評価に関する検討2012

    • 著者名/発表者名
      増本 智彦,増谷 佳孝,椎 貝 真成,他
    • 学会等名
      第40回日本磁気共鳴医学会大会
    • 発表場所
      京都
    • 年月日
      2012-09-06

URL: 

公開日: 2014-08-29  

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