研究課題/領域番号 |
22614010
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研究機関 | 四天王寺大学 |
研究代表者 |
逢坂 隆子 四天王寺大学, 人文社会学部, 教授 (50028544)
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研究分担者 |
高鳥毛 敏雄 関西大学, 社会安全学部, 教授 (20206775)
中田 信昭 大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 講師 (00207804)
嵯峨 嘉子 大阪府立大学, 人間社会学部, 講師 (30340938)
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キーワード | ホームレス者 / 健康支援 / 社会的包摂 / 生活保護 / エンパワーメント / 非正規雇用 / 釜ヶ崎 / 日雇労働者 |
研究概要 |
釜ヶ崎を中心に西成区では生活保護受給者が急増している。生活保護受給により金銭的保障を受けても閉じこもり、鬱状態、アルコール依存など深刻な問題を抱える者も多く、必要な対応ができないまま、孤独死、自殺に追い込まれる者もいる。このような事態に対して、公的サービスだけでは必要な対応ができていない場合が多く、地域の民間支援団体、ボランティアなどが極めて多様な支援活動を展開している。 平成22年度に実施した研究は、次のとおりである。 (1) 第1次調査:このような支援活動を続けている団体(17団体)から下記項目を中心に聞き取り調査を実施し、冊子『はーとふる』(ホームレス者の健康支援を通じた社会的包摂の推進に関する研究平成22年度報告書)としてまとめた。さらに数団体の協力を得て聞き取り調査を継続する予定である。 *活動の理念*活動の対象*活動の内容*活動従事者*健康づくり、命や健康を守ることにつながっているか*仲間づくりにつながっているか*うまくいった事例*うまくいかなかった事例 (2) 第2次調査:聞き取り調査を実施した支援団体から支援した事例のうち、支援を通じて社会的包摂につながったケースを紹介してもらい、『支援する人々の関わり』の中で『人として生きるパワー』『社会とのつながり』を取り戻し、『釜ヶ崎で生きてきてよかったなあ』と思いながら暮らしている生活保護受給者からの聞き取り調査の一部を実施した。
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