消えてしまった地域伝統工芸品の再現・復活による地域振興

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22615008
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: デザイン学
• 研究機関: 千葉大学
• 研究代表者: 鈴木 直人 千葉大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90568239)
• 連携研究者: 植田 憲 千葉大学, 大学院・工学研究科, 教授 (40344965) ; 宮崎 清 千葉大学, 名誉教授 (90009267)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• キーワード: 復活伝統工芸品 / 地域振興

研究概要

急速なグローバル化の中で、本研究は、その消滅した独自伝統工芸文化の復活、そして、それを活用した地域振興のありかたを日本のみならず、多くの発展途上にある国々に提示できた。特に、薩摩焼、小鹿田焼き、パラオ、インドネシアにおける調査は、伝統工芸品復活による地域振興のあり方をより明確にし、当該地域の人々のみならず、国際会議を通して、多くの学術・政策関係者はその大切さを再認識した。

研究成果

• [雑誌論文] ROLE OF DIET IN SUSTAINING THE FAMILY AND COMMUNITY TIES - Social Innovation Design Anchored on TraditionalDietary (2013)
  • 著者名/発表者名: Suzuki Naoto, Tachihara Saori
  • 雑誌名: Republic of Palau
• [学会発表] IRCICA Muscat International Congress on Traditional Craft Promotion (2012)
  • 著者名/発表者名: Suzuki Naoto, Uesa Akira
  • 学会等名: IRCICA Muscat International Congress on Traditional Craft Promotion
  • 発表場所: オマーン国
  • 年月日: 20120200
• [学会発表] An Educational Program aiming at Restoration of a Traditional Playground and Bamboo Crafts and Toys for Children (2011)
  • 著者名/発表者名: Suzuki Naoto
  • 学会等名: IRCICA Doha International Congress on Traditional Craft Promotion
  • 発表場所: カタール国
  • 年月日: 20111100
• [学会発表] 食文化に関わる生活デザインの今日的課題の抽出と分析ーバラオ共和国ニワール州の伝統的食文化の考察に基づいて (2011)
  • 著者名/発表者名: 立原さおり
  • 学会等名: 58回日本デザイン学会研究発表
  • 年月日: 20110000
• [備考] 薩摩焼調査報告書
  • URL: http://hist1.ti.chiba-u.jp/news/satsuma%20report.pdf
• [備考] インドネシアバティック文化復活報告書
  • URL: http://hist1.ti.chiba-u.jp/news/report%20final.pdf
• [備考] 和傘調査報告書
  • URL: http://hist1.ti.chiba-u.jp/news/wagawa%20final%20report.pdf
• [備考] パラオ国にワール州生活文化調査報告書
  • URL: http://hist1.ti.chiba-u.jp/news/Palau_English1111.pdf