研究概要 |
本研究では,パーソナルモビリティの価値構造を把握し,新たな価値を提供するためのデザイン評価・診断システムの構築を目的としている。研究の成果として、ユーザーのパーソナルモビリティに対する意識調査およびインタビュー調査から、自動車、オートバイ、自転車の価値構造について把握することができた。また、雑誌調査によって抽出したデザインの価値要素を整理し,約600 項目のデザイン評価指標を構築することができた。次に,デザイン評価実験を実施し、評価データの収集と、評価結果の有用性について検証を行った。以上により,実用化に向けた課題は多いものの,パーソナルモビリティに特化したデザイン評価・診断システムを構築し,一定の効果を確認することができた。
|