研究課題
挑戦的萌芽研究
今日のコンピュテーションにおいて高性能化と低消費電力化を妨げている大きな壁は、演算や処理を行う部分ではなく、演算処理を行う部分に対するデータ転送にこそ存在している。そこで、データ転送を直接最適化することが可能な新しい実行パラダイムであるデータレジデントコンピューティングを提案する。メニーコアプロセッサを対象に、このパラダイムに基づく2つの新しい処理方式として、転送路の物理的な場所を意識したデータ圧縮方式と、転送路における競合を考慮したプロセススケジューリング方式の2つを提案し、その有効性を示した。
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IPSJ Transactions on Computing Systems,
巻: Vol.5 No.1 ページ: 80-87