研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、応募者が独自に発見した"同側眼優位カラム特異的シャペロン"を、通常眼優位カラムを持たないマウス第一次視覚野に異所性発現させて同側・反対側眼優位カラムを誘導し、このマウスの遠近感の認知能力が向上したか検討を重ね、遠近感の認知プロセスにおける眼優位カラムの機能的役割を明確にしようと研究を推進した。このシャペロンにはlong formとshort form 2種類存在するが、short formシャペロンが同側眼優位カラムにより特異的であることをまず確認した。続いて、第一次視覚野にのみshort formシャペロンを異所性発現するトランスジェニックマウスを作製した。現在、このマウスが実際に眼優位カラムを持つか、またこのマウスの遠近感の認知能力が向上したか検討中である。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (5件) 備考 (1件)
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http://www.nips.ac.jp/mamtg/