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2011 年度 研究成果報告書

脳局所神経細胞の膜透過性と制限拡散の変化に基づく新しい脳機能的MRI法の基礎研究

研究課題

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研究課題/領域番号 22650086
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 融合脳計測科学
研究機関藤田保健衛生大学

研究代表者

山田 雅之  藤田保健衛生大学, 医療科学部, 准教授 (40383773)

研究期間 (年度) 2010 – 2011
キーワード脳機能計測
研究概要

MRIの拡散強調画像法(diffusion weighted imaging : DWI)の一種であるq-space imaging(QSI)を用いた脳機能的MRI法(fMRI)に関する基礎検討を行った。健常ラットおよび中大脳動脈閉塞モデルラットを対象に、梅沢らが提案する新しいQSI法による要約統計量の算出と、それによる脳マッピングを試みた。QSIから得られた尖度マップでは、虚血部位が明瞭に描出された。また本法をfMRIに応用するための検証手段として、神経賦活に伴うCa^<2+>の細胞内流入をMn^<2+>の挙動として直接観察する神経賦活マンガン造影MRI法(activity-induced manganese-enhanced MRI :以下, AIM-MRI)についても検討を重ねた。本研究ではいずれの方法についても有用性が示唆される知見を得たが、今後もさらに検討を継続的する必要があると考えた。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2011 2010

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] 麻酔薬に塩酸メデトミジン(ドミトール)を用いた神経賦活マンガン造影MRIの試み2011

    • 著者名/発表者名
      山田雅之、常冨千晶、梅沢栄三、安野泰史
    • 学会等名
      第39回日本磁気共鳴医学会大会
    • 発表場所
      リーガロイヤル小倉
    • 年月日
      20110900
  • [学会発表] Diffusion kurtosisはCHARMED MRIが検出した微視的構造変化を検出できるか2011

    • 著者名/発表者名
      梅沢栄三、小笠原陵、山田雅之、常冨千晶、安野泰史
    • 学会等名
      第39回日本磁気共鳴医学会大会
    • 発表場所
      リーガロイヤル小倉
    • 年月日
      20110900
  • [学会発表] 実験動物用1.5T-MRI装置を用いたActivity-induced Manganese-enhanced MRIによる神経賦活の検出2011

    • 著者名/発表者名
      常冨千晶、山田雅之、梅沢栄三、安野泰史
    • 学会等名
      第39回日本磁気共鳴医学会大会
    • 発表場所
      リーガロイヤル小倉
    • 年月日
      20110900
  • [学会発表] 数個のb値に対応する拡散強調画像から算出した高次モーメント統計量によるラット脳マッピングの試み2010

    • 著者名/発表者名
      山田雅之、常冨千晶、梅沢栄三, 他9名
    • 学会等名
      第38回日本磁気共鳴医学会大会
    • 発表場所
      つくば国際会議場
    • 年月日
      20100900

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公開日: 2013-07-31  

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