研究課題
挑戦的萌芽研究
固形癌周辺に形成される低酸素領域を標的として、光や放射線により還元活性化するプロドラッグの開発が注目されている。本研究では、ジスルフィド化合物の金ナノ粒子表面結合特性および還元反応性を応用して、光あるいは放射線により活性化しうるプロドラッグ修飾金ナノ粒子を合成した。種々のラジカル捕捉剤存在下、低酸素条件下でX線照射し、シタラビンの遊離量を定量した。その結果、水和電子による還元を経て活性化反応が進行することを示唆された。
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Proceedings of 2011 MRS Fall Meeting
巻: 1416
DOI:10.1557/opl.2012.666
Med. Chem. Lett
巻: 22 ページ: 1682-1685