研究課題/領域番号 |
22650148
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研究機関 | 鹿屋体育大学 |
研究代表者 |
田口 信教 鹿屋体育大学, スポーツ・武道実践科学系, 教授 (10171597)
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研究分担者 |
田中 孝夫 鹿屋体育大学, スポーツ・武道実践科学系, 教授 (60274867)
荻田 太 鹿屋体育大学, スポーツ生命科学系, 教授 (50224134)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 一流競泳選手 / 代謝的要因 / 力学的要因 / 特異的トレーニング / 泳パフォーマンス / 最大推進パワー |
研究概要 |
【目的】本年度の研究目的は、過去の結果より、競泳スプリントパフォーマンスと関連の深かった最大推進パワーの向上を目的とした特異的トレーニングを施し、代謝的、力学的指標、および泳パフォーマンスに及ぼす影響について検討することであった。 【方法】被検者は、日本選手権、日本学生選手権等に出場経験のある良く鍛錬された競泳選手22名(男子15名、女子7名)とした。被検者は二群に分けられ、一群は流水プールにおけるスプリントトレーニング(10秒の休息を挟みながら5秒の全力泳を5回繰り返すこと間欠的運動を1日2セット:SP群)を、もう一群は抵抗測定装置(水中に設置された固定パッドを押しながら泳ぐシステム)を用いたpush-offトレーニング(25mの全力push-off泳を2分間隔で10回:PO群)を、それぞれ4週間行った。トレーニング効果は、最大酸素摂取量、最大酸素借、抵抗指標、最大推進パワー、50m、100 m泳パフォーマンスによって評価された。 【結果及び考察】 4週間のトレーニング後、SP群においては最大酸素摂取量、最大酸素借の有意な増加が観察されたが、PO群では変化はなかった。また、各被検者の泳速―抵抗関係より得られた抵抗係数と抵抗指数は、両群ともに有意な変化は認められず、抵抗を減少させるような泳技術の改善は認められなかった。しかしながら、最大推進パワーは、両群ともに有意に増加しており、それにともない、50m、100m泳記録も、ほとんどの被検者において、両種目ともに記録の向上が認められた。以上の結果より、本実験で用いられたSPトレーニング、POトレーニングは、スプリントパフォーマンスと関与の深い最大推進パワーを効果的に向上させ、スプリント泳パフォーマンスの向上に寄与できることが示された。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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