• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 実績報告書

多様化した大学教育活動の分析と持続可能社会を目指した総合的教育戦略の検討

研究課題

研究課題/領域番号 22650189
研究機関茨城大学

研究代表者

関 友作  茨城大学, 教育学部, 准教授 (50282273)

研究分担者 村野井 均  茨城大学, 教育学部, 教授 (10182130)
大辻 永  茨城大学, 教育学部, 准教授 (20272099)
伊藤 孝  茨城大学, 教育学部, 准教授 (10272098)
杉本 憲子  茨城大学, 教育学部, 准教授 (70344827)
丸山 広人  茨城大学, 教育学部, 准教授 (50418620)
キーワード大学教育 / 高等教育 / 教育方法 / 学外活動
研究概要

本研究は、近年ふえてきている教室外における大学教育活動に焦点をあて、その効果・意義を探ることを目的としている。その一例として、本年度は、茨城大学大学院の授業科目「サステイナビリティ教育演習」をとりあげた。本科目では、カナダの林間学校の現場に受講者を引率し、そこで、環境教育・野外教育を目的とした学校外での教育方法を実地に体験してもらう。この授業により、受講者一人ひとりにどのような学習や変容が生じるかを、個別インタビューやアンケートによって調べ、その効果を探った。今回は、主として定性的なデータを得ることをねらった。
その結果、教室での受動的な講義とはちがい、このような形式の授業では、受講者各自に積極的な判断や参加・行動が求められる点を各人が感じていること、また、海外に身をおくことで、日本では見えない点が見えてくることなどがわかった。さらに、受講者それぞれの人生観や、アイデンティティの形成といったような人格的側面にも、本授業が影響していることが、インタビューにより明らかになった。これらの結果を分析してまとめ、来年度に学会等で発表・報告する予定である。その結果を、来年の研究活動につなげていくこととしている。
今後さらに、半年後・1年後等の間隔をおいて、受講者への追跡調査をおこなうことも計画している。それにより、授業直後にみられる効果だけでなく、やや長期的な視点での教育効果も探ることができるのではないかと考えている。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 公園を題材とした生活科野外実習教材の作成と公開2010

    • 著者名/発表者名
      伊藤孝・吉田佑
    • 雑誌名

      茨城大学教育実践研究

      巻: 29 ページ: 49-58

    • 査読あり
  • [学会発表] 地球科学関連情報の市民への広報に関する研究:ニュージーランド・ウェリントンの事例2010

    • 著者名/発表者名
      関友作・伊藤孝
    • 学会等名
      日本地学教育学会
    • 発表場所
      鹿児島大学
    • 年月日
      2010-08-22
  • [備考]

    • URL

      http://info.ibaraki.ac.jp/scripts/websearch/index.htm

URL: 

公開日: 2012-07-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi