• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2011 年度 実績報告書

多様化した大学教育活動の分析と持続可能社会を目指した総合的教育戦略の検討

研究課題

研究課題/領域番号 22650189
研究機関茨城大学

研究代表者

関 友作  茨城大学, 教育学部, 准教授 (50282273)

研究分担者 伊藤 孝  茨城大学, 教育学部, 教授 (10272098)
渡部 玲二郎  茨城大学, 教育学部, 教授 (80272102)
丸山 広人  茨城大学, 教育学部, 准教授 (50418620)
大辻 永  茨城大学, 教育学部, 准教授 (20272099)
杉本 憲子  茨城大学, 教育学部, 准教授 (70344827)
キーワード大学教育 / 学外活動 / 海外演習 / 野外実習 / 教育効果
研究概要

本年度は、大学外での教育活動を含む授業科目に焦点を当てて、その受講学生にみられる変化を、定性的・定量的な授業研究の手法を適用して分析した。
具体的には、大学院教育学研究科の授業科目「サステイナビリティ教育演習」と、教育学部の授業科目「地学野外実習」を対象として、それぞれの受講者に対する教育効果を探った。いずれも、学外での教育活動を、その内容として含む授業科目である。
まず、「サステイナビリティ教育演習」では、授業におけるカナダでの実地演習をとりあげ、そのなかで受講者が変容していく様子を探った。具体的には、引率の教員による、授業の事前・中間・事後のインタビュー、そしてアンケート調査により、受講者の変容を調べた。その結果、学外、とりわけ海外における演習形式の授業が、どのような影響を学生に与えるのか、おおまかな傾向を知ることができた。
次に、「地学野外実習」では、授業における富士山周辺での野外観察実習に研究者が同行し、受講者の様子を記録・観察した。そして、こうした分野での野外実習が受講者にもつ教育効果について分析をおこなった。その結果、通常の講義にくわえ、野外実習を組み合わせることの意義と効果について、ある程度の把握ができた。
これらの分析結果や考察内容については、下記の論文等にまとめて報告した。
以上、二つの授業科目を対象とし、学外での教育活動が受講学生に与える意義と効果について、具体的に分析・検討し、結果のまとめと報告をおこなった。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2012 2011

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 巨大床地図観察・現場観察・複数の小型実験器具を用いた地形実験からなる野外観察プログラム2012

    • 著者名/発表者名
      伊藤孝、西槇強、生見野々花、関友作
    • 雑誌名

      茨城大学教育学部紀要(教育科学)

      巻: 61巻 ページ: 21-34

  • [雑誌論文] 海外における野外学校への参与観察が大学院生に与える効果2012

    • 著者名/発表者名
      丸山広人
    • 雑誌名

      茨城大学教育学部紀要(人文・社会科学,芸術)

      巻: 61 ページ: 65-80

  • [雑誌論文] 地層を見る・はぎ取る・作る2011

    • 著者名/発表者名
      伊藤孝、植木岳雪、中野英之、小尾靖、牧野泰彦
    • 雑誌名

      地質学雑誌

      巻: 117巻 ページ: 153-166

    • 査読あり
  • [学会発表] 教員向け巡検「地層を見る・はぎ取る・作る」の実践報告2011

    • 著者名/発表者名
      伊藤孝、植木岳雪、中野英之、小尾靖、牧野泰彦
    • 学会等名
      日本地学教育学会
    • 発表場所
      広島大学
    • 年月日
      2011-10-09
  • [学会発表] 防災科研・巨大床地図を活用した地形学習2011

    • 著者名/発表者名
      生見野々花、伊藤孝
    • 学会等名
      日本地学教育学会
    • 発表場所
      広島大学
    • 年月日
      2011-10-09

URL: 

公開日: 2013-06-26  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi