研究課題
挑戦的萌芽研究
2種ある好奇心のうち、退屈より生じる拡散的好奇心の研究はほとんど見られない。そこでヒトが拡散的好奇心を感じる時、つまりヒトが「飽き」を感じる時の脳波を測定した。実際には英語リズム学習教材を繰り返し学習し、脳波を頭皮上8点から測定した。学習教材を4-6回ほど繰り返すと被験者は飽き、またα、β、γ波の脳波はそれより前から減少した。また前後頭部のα波コヒーレンスが減少した。またθ波は変化しなかった。以上の結果より、α、β、γ波パワー及びα波コヒーレンスが「飽き」を示す脳波指標の候補となる。さらに、ドライ電極の開発を行い、ゲル電極と比較し、その問題点を明らかにした。
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ブレイン・コンピュータ・インターフェースを用いたゲームの実用化に向けて
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