研究課題
挑戦的萌芽研究
光触媒粒子のエネルギー変換効率を向上させるには、光照射時に生じる電子と正孔の分離効率を向上させることが重要である。本研究では、微生物細胞をテンプレートとして利用することで、内側に貴金属ナノ粒子を均一・高密度に担持した中空光触媒粒子を合成する新しい手法を提案し、その光触媒活性について検討を行った。その結果、助触媒として白金を担持した酵母をテンプレートとして利用し、中空チタニア粒子の合成に成功した。また、その光触媒活性は、中実粒子に白金を担持したものの約4倍になることが分かった。
すべて 2011 2010
すべて 学会発表 (3件)