研究課題/領域番号 |
22651042
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ナノ材料・ナノバイオサイエンス
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
宮田 幹二 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90029322)
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連携研究者 |
藤内 謙光 大阪大学, 大学工学研究科, 准教授 (30346184)
久木 一朗 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教 (90419466)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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キーワード | 超分子化学 / 結晶工学 / 包接結晶 / 固体蛍光発光 / ステロイド / アルカロイド / アントラセン / 色素 |
研究概要 |
本研究は、発光性の有機分子を異方的にかつ高密度に分散固定する簡便な脂質空間を創成し、発光材料へと展開することを目的とし、胆汁酸誘導体を用いて、種々の蛍光発光性の有機分子を包接させた結晶を作成し蛍光発光特性を評価した。この結果、包接空間内の蛍光分子は一次元状に密に配列しているにもかかわらず隣接する分子とは電子的に孤立した状態にあることがわかった。これにより、極めて高い蛍光量子収率と、結晶に比べて短波長の半値幅の狭い蛍光スペクトルを達成した。
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