研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の成果は、カント最晩年における政治哲学を、非西洋諸大陸の先住民の先住権を否定する「無主の地」理論を装備した同時代の西洋国際法に対するラディカルな批判として解釈するものである。カントの世界市民法の概念は、非西洋世界に住む人々の先住権を基礎付け、西洋の植民地主義と対決するための論理を提供するものであった。
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日本哲学史フォーラム編『日本の哲学』
巻: 第11号 ページ: 92-105
Hitotsubashi Journal of Social Studies
巻: Vol.42-2 ページ: 25-35