1、2012年9月1日に中国西安市、西北大学国際文化交流学院で開催された国際シンポジュム「日本と中国、中国と日本─文学からの接近」で、「怪異小説としての『剪灯新話』」の研究発表をした。 2、2012年12月22日に早稲田大学に開催された中国古典小説研究会関東例会で中国東南大学文学部教授喬光輝による研究発表「由黄正位刊本看《剪灯新話》瞿佑的晩年重校」の司会、通訳を務めた。また、日本にける剪灯新話の研究状況について紹介し、参加者との討論をした。日本の『剪灯新話』研究の現状をほとんど知らない中国の研究者に大きな刺激を受けたようである。 3、中国東南大学文学部教授喬光輝を案内し、内閣文庫にある剪灯新話の版本などの貴重資料を閲覧し、写真を取れた。中国ではこのような貴重資料を自由に閲覧、写真など出来ないので、日本の公的機関の資料公開の現状に驚いたという。
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